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2011GPS女子とか真央ちゃんチャリティブックとか

男子の予想を書いてからまたまた数日が過ぎてしまいました(^^;)
スケートにお詳しい皆さんが各大会の展望をアップしてらっしゃいますので
私は自分なりにぼそぼそと…。


まず先に、
真央ちゃんのチャリティブック、手元に届いていたのですが
先に人から借りていた本が数冊あって
そちらを読んでしまわないといけなかったので
開けたのは昨日(^^;)
情報量としてはそんなに多くないけど
でも本当に読みごたえのある本でした。


胸にずしりとくるものは数え切れないほどありました。

中でも藤森美恵子さんの

「これからの真央ちゃんはのびしろだらけ」

「バンクーバーでの演技は確かにすごかった。
でもあれで真央ちゃんの潜在能力が全て引き出されたわけではないんです。
それであそこまでできるのは本当にすごい。
でもまだまだやれることはたくさんあるんです。」

の箇所は嬉しかったですね~~~
2011年世界選手権のEXのフィナーレ時の解説で
藤森さんが
「来年は真央ちゃんも活躍しますよ」
とおっしゃっていたのはこれの続きなんだ!って思いました。


また彼女のスケーティング技術についても、
アイスダンスのスケーティングを引き合いに出して
丁寧に解説してくださっています。


「アイスダンスでは『3歩でトップスピード』というのが理想です。
一歩の蹴りで進める技術をどれだけ長くできるか。
また、どれだけ早く加速できるか。
体に覚えこませるためには、普通の人なら3年はかかります。
でも、真央ちゃんならそんなに時間をかけずに
身につけてくるでしょう」


この箇所を読んで思い出す場面があります。
1999年の世界選手権、ロシアのアレクセイ・ヤグディンが初優勝した時の
フリープログラム、「アラビアのロレンス」を滑っている時の小川勝さんの解説。
「この人の素晴らしいところは一歩一歩の蹴りが大きいところですね」というお言葉です。
その時は特に強く思わなったのですが、
今はすごくいい解説だったんだな~~と思います(気づくの遅い^^;)


さて、その真央ちゃんですが、どうでしょう、今シーズンは。
ジャパンオープンには出場しないということで練習する時間はありますので
ゆっくりじっくり調整してほしいですね。
今季はロシアから大変な才能たちがシニア参戦してきます。
確かに女子は男子と違ってシニア参戦いきなり優勝、も
あり得なくないのが今の採点法です。
でも真央ちゃんには真央ちゃんにしか出せないものがあることは
ここで今更述べるまでもありません。


2011年世界選手権、フリーの公式練習で佐藤コーチ夫妻が真央ちゃんの滑りを見て一言。

「やっぱりうまいなあ・・・」

「私も今、そう思ってました。自分の生徒にこんなことを言うのはおかしいかもしれないけれど
やっぱり見とれてしまう・・・」


2人の、日本が世界に誇るべき大コーチのこの言葉が全てです。
真央ちゃんはやっぱり特別なスケーター・・・そう思います。


そして、もう随分遠ざかっているファイナル(2年くらいですか?)
で、そろそろ彼女が表彰台に上がる姿を見たいなあ、というのも本音です。



さてさて、女子ですが、まずはフィンランドのラウラ・レピスト!
2010年の世界選手権で銅メダリストになった翌シーズンは怪我で1年休養。
彼女の魅力は↑でも触れましたが、スケーティングのうつくしさ、そして姿勢の良さ、品の良さ。
今シーズンは「ミス・サイゴン」だとか。どことなく東洋的な外見ですし
はまれば面白いプログラムになるかも。


3戦出場のコストナー、
もう怪我は大丈夫でしょうか?
世界選手権では状態も上向きだったのか、
シーズンでははずしていたフィリップを入れてきていたし
状態が良くなければ3戦も参戦できないので多分大丈夫ですね。
昨シーズンのドビュッシー、まさにはまったプログラムでした。
ソチまで現役続行を表明しているし、彼女にとってまた大切なシーズンの開幕ですね。


安藤美姫選手の欠場は世界選手権3枠確保を守りたい日本にとっては
大きな痛手ではありますが、
逆にここに割って入るくらいの気概をもって若い選手達には発奮してもらいたいです。


いや~~~、
とにかく早くプログラムを見たいですよね~~^^
by sasha_2006 | 2011-07-06 15:37 | フィギュアスケート