2016年 11月 21日
浅田真央選手のグランプリシリーズを振り返って
あえてここで真央ちゃんのグランプリシリーズを振り返ってみたいと思います。
昨シーズンから引きずっている怪我の影響で練習が追い込めないのが
今シーズンの状態の最大の原因ですが
表情を見ていると身体と心の状態がうまくかみ合っていない、
身体のコンディションよりもメンタルのコンディションの状態の方が心配です。
「姉は天才、でも真央は不器用」
と仰ったのは、亡くなられたお母様のお言葉だったでしょうか。
真央ちゃんは決して天才肌ではなく、練習を重ねることで
試合への不安を払拭していくタイプでもあります。
それをやりたくでもできないことへの焦り、不安。。。
見ていて本当につらいです。
1年間の休養は彼女の心身を癒してくれたのかもしれない。
でも裏を返せば自分が休んでいる間に
女子は技術が革新的な進歩を遂げ
SPでは難しいコンビネーションの3-3が標準仕様になってきました。
TESでベースバリューがそんなになくても
加点とPCSで稼ぐことのできた時代から大きく進化を遂げたわけで。
真央ちゃんもそのことは十分すぎるほどよくわかっていました、
だからこそ2014年の世界選手権優勝時のレベルまで
最低限持っていかないといけない、
そしてそれができるから復活した・・・と言っていましたね。
思いとは裏腹に思うようにいかない現実。こころ。からだ。
何とかこの迷宮から早く抜け出してほしい。
とにかく全日本では開き直って戦って!
その思いしかありません。
スポーツナビより
↓
満身創痍の浅田真央。
GPファイナルは逃しても「復活」の道は見える
by sasha_2006
| 2016-11-21 09:39
| フィギュアスケート