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Cup of China を見て

BS朝日で放映していたペアフリーを先程見終えました。





まず3位に入ったドイツのサブチェンコ組。去年のNHK杯で初めて見て
その独特の雰囲気と滑りに、私は一目で心を奪われてしまいました。
トリノでは間違いなくメダル争いに関わってくると思っていましたが、
コーチのスパイ疑惑等、スケート以外の問題が彼らを取り巻き
オリンピック出場さえも危ぶまれるほどでした。
結局、出場はできましたが、おおよそ彼ら本来の滑りからは程遠く、
彼らにとっては辛い大会だったと思います。
ですが、今日は復活ののろしをあげたといってもいいでしょう。
今年も非常に独創性のある、素晴らしいプログラム。
随所に工夫が見られますし、何より
このカップルの個性をうまく生かした構成になってると思います。
後半は残念ながらミスがありましたが、完成すればこれはかなり
世界選手権では台風の目になるのでは?と思うようなプログラムでした。

そして2位に入った中国のパン&トン。このチームも大好きです。
後輩のジャン&ジャンに一歩遅れをとって、影が薄くなりつつありましたが、
今年の世界選手権で見事に優勝しました(長い間見守ってきましたので、
本当に嬉しかった~~~)
今季もその時と同じ「オペラ座の怪人」を持ってきましたが、
女性がまだ病み上がりなので、まだまだ時間が必要かな?と言った感じ。

優勝した申雪組。何ですか、この滑りは!!!(((^^;)
彼らの最大のライバルであったロシアのエレーナ達を髣髴とさせるような
美しいスケーティングと、ユニゾンでした。
この人達は、目をつぶっててもツイストリフトでキャッチできてしまうのでは?
全盛期のようなスピードはないように見受けましたが、
それを補ってあまりある内容だったと思います。
あと、このペアはいつもペアスピンが下手で、綺麗に揃ってるところを
見たことがないのですが、今日は最後につじつまをあわせたというか。
潰れはしましたが、最後にリフトを持ってくるところがこのカップルらしいですね。
今季で引退だそうですが、本当に最後まで惜しまれるであろうカップルです。
by sasha_2006 | 2006-11-11 22:33 | フィギュアスケート