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カップオブチャイナ2007

今週末は中国ハルビンでGPS第3戦が行われますね。

滑走順も早速発表されていました。



http://www.isufs.org/results/gpchn07/

アメリカ大会、カナダ大会とヒートアップしてきた感もありますが(~_~;)
やっとここで一息つける・・・と思ったのも束の間、
このメンバーを見るとまだまだ休めそうにありませんね。

一番の注目はやはり女子フリーでしょうね。
テレビ朝日は「韓国の至宝」をキャッチフレーズにしていますが、
私はそれは彼女に失礼だと思います。
間違いなくキムヨナ選手は世界の至宝でしょう!

昨季のシニアデビューは衝撃的でした!
GPFを制し、そして世界選手権ではSPで驚異的な得点をたたき出し、
フリーでは怪我の影響か大きく崩れ、それでもSPの貯金がきいて
見事世界選手権初出場で銅メダル獲得ですからね。
彼女の良き友人で、また最大のライバルでもある浅田選手が
事実上は去年は2年目のジンクス(一昨年はジュニアにもシニアにも出場したため)
なのか、とても苦しいシーズンをおくりましたが、
キムヨナ選手にとっては今年がそのシニア2年目になりますが、
彼女はどうでしょうか?
よほどの事がない限り、キム選手の優勝は硬いとは思いますが、
試合は始まってみないとわからないので、楽しみに待ちたいと思います。

そしてキム選手の対抗馬となりうるのがイタリアのコストナー選手。
シニア転向1年目にして彼女も世界選手権の銅メダリスト。
彼女は安藤選手と同世代ですが、トリノOPでは間違いなく
メダルを取るだろうと思っていました。
しかしここ数年、怪我やプレッシャーに弱いという事で
力を出し切れていないシーズンが続いています。
本気になれば3-3-3のジャンプもありますし
(但し今季はジャンプの回転不足を厳しくチェックされるようになったので
今後挑むかは疑問ですが)
何よりスピードスケート選手並みのスピード感、
そして恵まれた容姿と全てが揃っていますので
コストナーが爆発すれば、間違いなく優勝は狙えますので
頑張ってほしいと思います。

次に絡んでくるのがアメリカ大会でいきなり3位に入ってしまった
アメリカのキャロライン・ザン選手でしょうか。
アメリカ大会ではジャンプの回転不足、不正エッジなど
随分点数の取りこぼしが見られましたが、それでいて3位に入ってしまうのですから
その潜在能力の高さは、シニア選手達も脅威に感じてるはずです。
もしかすると、キム選手に次いで2位に入ってくるのでは?という気が
しないでもないです。
若い選手は怖いもの知らず、でもそれが一番怖いんですよね。

次に続いてくるのが去年の覇者、ハンガリーのセベスチェン選手、
そして村主さんでしょうか。
セベスチェン選手はソルトレイクOPで最終グループで滑った選手ですので、
村主選手と共に本当に息の長い選手ですよね。
持ち味はやはりジャンプ。切れの良い高さのあるジャンプを飛んできます。
村主さんに対しては、私も中学生の時から見ていますので
毎年いろんな事を思いながら見ています。
彼女に対しては「納得のいく滑りをして!」と、もうこれだけですね。

外にはスピン、スパイラルが素晴らしいアメリカのシズニー選手、
フィンランドのポイキオ選手など、まだまだ楽しみな選手がいます。
テレビ放映に関しては「できるだけ静かに見せて」っていう気持ちのみですね(~_~;)


男子も凄いメンバーです・・・・・・
まず中国の李成江。彼は本田武史さんと同世代ですので
彼も本当に息の長い選手です。
全盛期の頃はSPで普通に4-3のトーループを飛んで
フリーでは4回転のトーループ、サルコウも決めていました。
さすがにここ数年はあの時のような勢いはないですが、
若い時はあまりうまくなかった表現力(今はPCSですね)
がついてきましたので、今シーズン、どんなプログラムを見せてくれるのか。
地元ですから、大声援を受けていい演技を見せてくれる事、期待したいです。

そしてそして怒涛のベスト3!
まず登場はアメリカのウィアー選手。
彼の一番いいスケートを見たのは、NHK杯で優勝した時のみなんですよ。
今季はコーチも変えて心機一転をはかっているようですが、
どんな素敵なプログラムを見せてくれるのでしょうか?
去年はとうとう完成しなかった4回転はどうでしょう?
いまや男子は、4回転を飛べなければ上位にいくのはかなり難しいと思われますので。

そしてそのウィアー選手から去年、全米チャンピオンのタイトルをもぎ取った
ライサチェック選手。
彼は先日行われたアメリカ大会で、プログラムが仕上がっている事を
しっかりアピールしていました。
彼に対して気になるのは、ジャンプの高さです。
去年も思いましたが、4回転を飛ぶときの高さが十分ではありません。
優勝した全米では素晴らしい4回転を決めてきましたが
アメリカ大会からしっかり練習して、中国大会では
どこまで仕上げてきてるのでしょうか?


そしてスイスのランビエール選手!
去年はモチベーションの低下を理由に、ほとんどの試合に姿を見せませんでしたが、
今年はISUランキングの関係もあり、きちんと出てくれるようで嬉しいです。
彼は非常に4回転が得意な選手。昨季の世界選手権では
4回転からの3連続ジャンプも決めてきました。
その代わり(?)3アクセルはあまり得意ではないようです。
彼の場合、膝を柔らかく使えるので、ジャンプのランディングが少々悪くても
ぎりぎりのところでこらえる事ができます。
言わずと知れた、スピンの王様。あの変則・高速スピンは~~~~~~
間違いなく彼の真骨頂ですね。


そしてペアではこれまた私の好きな中国の「パン&トン」が登場。
去年は一昨年のフリー「オペラ座の怪人」を演じましたが
さすがに3年連続は・・・・・・ないですよね(~_~;)
彼らのオペラ座は、とても素敵なプログラムですので、
本当は何度でも見たいのですが^^


またアイスダンスではアメリカのベルビン組、ロシアのドムニナ組など
こちらも楽しみな対決が待っています。


早くHDの整理をしなくては・・・!
と、焦りばかり募る私なのでした(~_~;)
by sasha_2006 | 2007-11-07 23:16 | フィギュアスケート