2010年 03月 08日
N響出雲公演
行ってまいりました!
NHK交響楽団出雲公演
この前行った時はかなり前の方の席しかとれなかったのですが
今回は早く並んで希望に近い席で見ることができました。
一番のお目当ては何と言ってもフルート首席奏者の神田さん!!
あのように涼やかな表情からどうしてこんなに豊潤な音が出るのだろうと、
いつもN響アワーを見ながら思っていました。
実際に生の音を聞いて感激。
数年前にN響を聴きに行った時はまだフルートを習っていなかったので
さほど関心をもってなかったと思いますが、う~~ん、素晴らしかった。
ソロももちろん素敵でしたがオーボエとのソリも聴かせてくれました。
あまりに息がぴったりなので、2本で吹いていることを忘れてしまうほどです。
さて、今回の選曲。
そう、ドボルザークです。
何と言っても私が参ってしまったのはやはり「新世界より」。
私が最初にクラシックの世界に足を踏み入れた時に
心にす~っと入ってきたのがこの曲なのです。
中学校に入って吹奏学部に入り、最初に聴いた曲。
先輩達の吹奏楽コンクールの自由曲でした。
感動して、たまたまNHK-FMか何かで「新世界より」
を放送していたのをカセットテープに録音して
何度も何度も聴いたものです。
第二楽章の「ユーモレスク」はあまりにも有名な楽章ですよね。
閉店間際にかかる曲、ということでも有名でしょうか。
あのインホル(イングリッシュホルン)のソロに癒される方も多いことでしょう。
うちは次女がオーボエを吹いているために曲によってはインホルも吹くので
時々練習のために楽器を持って帰ると、娘にリクエストするのは
インホルの方が多いかもしれません。
アンコール曲はやはりドボルザークの「スラブ舞曲」でした。
今日のマエストロ、素晴らしかったです。
情熱的と繊細な部分が同居していて
飽きない演奏でした。素晴らしかった。
演奏が終わって2時間が過ぎたのにまだ余韻が残っています。
やはりクラシック音楽は私にとっての元気の源だな~~と
つくづく思います。
by sasha_2006
| 2010-03-08 23:26
| フルート・クラシック