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フィギュアスケートに懸ける人々

昨年出版された本のようですが、購入してみました。


宇都宮直子著「フィギュアスケートに懸ける人々」~なぜ、いつから日本は強くなったのか~


オールドファンには懐かしい伊藤みどりと山田先生の関係、
みどりファンとしては知っているつもりでも知らなかったこと、
思春期のみどりとの壮絶な毎日のことや
なぜ、愛知はフィギュア大国になったのか、など
ページ数は決して多くありませんが
興味深い情報がちりばめられています。

小塚選手の記事も面白かった。
3代にわたる小塚家のスケートとの関り方、親子の関係。

シニアに上がった頃は6点台だった彼のPCSもいまや7点台。
日本男子3強と言われますが、3人の中で一番安定した成績を残してきた
そのことの裏づけとなった彼のスケートへの向き合い方、
そして環境がこの本からわかるような気がします。

今、日本男子で世界チャンピオンに一番近いのは小塚選手、ではないでしょうか?

でも大ちゃんが現役でいてくれる間は大ちゃんに一番高いところに
いてほしいなあ・・・なんて欲張りですかね。

世界チャンピオンに一番近いのは小塚選手。
そしてオリンピックチャンピオンに一番近いのは羽生選手かな
・・・・・と、先日の四大陸を見て思いました。

オリンピックで表彰台に上がれるのは運もあると思うので。
年齢的なものもありますしね。
今、無敵と言われている(?)パトリック・チャンだって
3年後も今の評価を得られているかはわからないですしね。


もうすぐ2月も終わり、
3月の世界選手権もあっという間にきます。


これで終わってしまうと思うと何だか寂しい・・・
国別対抗もあるけど、やっぱり世界選手権が最高の大会であることは
間違いないですから、早く始まってほしいような
もう少しこの高揚感を楽しみたいような。


本の紹介から話がそれました。
またボツボツ、いろいろつぶやいていこうと思います。
by sasha_2006 | 2011-02-24 11:48 | フィギュアスケート