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スケートカナダ・女子ショートプログラム

残念ながら、私の住んでる地域では地上波放送は見れないので(TT)
夜にBSでするのを待っての観戦、となりました。

しかし男女あわせて1時間半って・・・
何でこんなにスケートアメリカの時と扱いが違うのでしょうね。
同じグランプリシリーズである事に変わりはないのに・・・
テレビ朝日に、もう少し改善してくれるよう要望を出さなくては。
私はたまたまBS見れるからいいけど、地上波のみの人は
全く見れないわけですからね。
CS放送という手もありますが、それは有料なわけですから・・・


さて、本題のショートプログラムですが。








1位になった韓国のキムユナ(今季はユナ→ヨナと表示されてましたね)
相変わらず表現の美しさと技術の高さを見せてくれました。
ジャンプは3フリップートーループ。
ステップからの3ルッツ、イナバウアーからの2アクセルと、
全てにおいて難しい飛び方、しかも正確。
ジャンプの前後に流れがあって、その中で決めてくるので
本当に素晴らしいなあ、と思います。
高得点が出てるのに、コーチと共に点数には納得のいかない表情。
普通の選手なら、ここまでの点数が出れば笑顔のはずですが、
キッス&クライでは全く笑顔を見ることができませんでした。
一体どこまでクオリティの高いものを求めてるのだろう、
と思うと先が恐ろしくなります。
本当に怖い選手です。


4位にはいったアメリカのシズニー。
私はトリノではこの人がアメリカ代表になると思っていました。
いつの間にかマイズナーに抜かれてしまいましたね。
失敗したジャンプは確かに残念でしたが、スピンのスピード、
スピンのポジションは本当に素晴らしい。
スタイルがいい選手と思ってたら、170cm、と
女子選手の中ではかなり大柄ですね。
普通これくらい身長があると、画面で見てても
何となくもたついて見えてしまいがちなのですが、
彼女にはそれを感じません。
実況の方も言ってましたが、ジャンプが決まれば
もっと上を狙える選手ですよね。


恩ちゃんは、う~~~~~ん・・・
どうしても目についてしまうのが、彼女の体の硬さですね。
スパイラルを一生懸命頑張っているのですが、
以前より足が上がっていないような??
他の選手と比べた時にどうしても見劣りしてしまいますね。
それでも、着地で失敗しそうになった3ルッツの後に
無理矢理2トーループをつけれるのは、この人ならではだと思います。
3フリップでは転んでしまいましたが、インタビューで
「6番目の滑走で緊張が(集中力?)とけてしまった」
と言っていましたので、フリーでは気持ちを落ち着けて頑張って欲しいです。


そして村主さん、ですねえ~~~~~~
ジャンプにいつものきれがないように感じましたが、
本田さんの解説によると練習中もあまり調子が良くなかったようなのに、
うまくまとめてきたのはさすがベテランですよね。
ボレロという曲はあまりにも有名な曲ですが、
単調な曲のため、非常に表現が難しい曲なんですよね。
生のオーケストラででも聴いた事がありますが、
よほど力量のあるバンドでないと、非常に退屈してしまう
危うい曲でもあります。
なかなか観客がのりにくい曲、なんですよね。

でもさすがは村主さんですね。
ジャンプはイマイチ迫力不足だったけど、
ステップでどんどん盛り上げていくところはさすがだな~~と。
曲が終わる前から観客が次々に立ち上がってくれたのも嬉しかったですね。
同じ曲でクワンが滑ったのも見ましたが、村主さんの方が断然良かったです。

ただ彼女もまだ、今のところ30%のできのようなので、
これからが勝負でしょうか。
去年のようにオーバーワークになって怪我をしないよう、
くれぐれも自分管理を徹底してくださいね、章枝ちゃん。
by sasha_2006 | 2006-11-04 23:16 | フィギュアスケート